決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF) 価格: 714円 レビュー評価:5.0 レビュー数:21 素晴らしい作品です。 映画で解釈し得なかったところが、次々と 明かされていくので、そのような楽しみ方ができます。 映画を観て、小説を読んで、また映画をじっくりと観る。 特に、旅のスタートである人類の夜明けと、最後のスター・チャイルドへと 至る章は、特に惹かれます。宇宙の美しさと不思議さが、巧みに描かれます。 映画で、私がわからなかったのは、なぜ宇宙飛行士のボーマンは、 白い一室で、老いてその後スターチャイルドが誕生するのかという 点などでした。小説においては、そのように導いたものの |
アーサーとミニモイの不思議な国 DTSスペシャル・エディション [DVD] 価格: 3,990円 レビュー評価:4.0 レビュー数:20 まずフランスで公開されたリュック・ベッソンの『アーサーとミニモイの不思議な国』は感動的なコンピュータ製作の冒険アニメだ。語りのオリジナリティに欠けているものを、絵とキャラクターで補っている。『エクスカリバー』と『バグズ・ライフ』の直系ハイブリッドである『アーサーとミニモイの不思議な国』の主役は、ヒロイックな十歳の少年アーサー(フレディ・ハイモア)。アーサーは庭での小さな闘いのため、石から剣を引き抜く。祖父の農園を土地開発業者に売らずに済むだけの貴重な宝を見つけるためだ。アーサーの祖父アーチボルトは、ずっと以前に、庭に暮らす小さな種族で地の妖精のようなエルフの世界を発見していた。アーサーは、マル |
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Angel Voices 2 価格: 1,223円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 色々な少年合唱聴いてきましたが、こんなに明るくさわやかな歌声は、 現在のリベラの原点のような気がします。お勧めは"PieJesu"や "Amazing Grace"、"O Holy Night"など、堅苦しくなくリラックス して聞けます。また、"Close Every Door To Me"は、リーアム君の 歌声、優しく美しくすーっと空気に溶け込んでゆくような発声に聞き 入ってしまいました。他にもリーアム君の歌声色々聴いてきましたが、 どうもこの子の声は、少年少女の限りなく可愛らしい声質でありながら、 天性と |
見ざる聞かざる目撃者(字幕スーパー版) [VHS] 価格: 16,065円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 リチャード・プライヤーとジーン・ワイルダーのコンビ作。 この二人のコンビというと、あまり期待感がわかないのだが(落ち目になった二人を組ませてる、って感じ)、この作品は面白かった。 ワイルダーが耳が聞こえない男、プライヤーが眼が見えない男を演じ、二人で協力して犯罪者を捕まえる。 という話なのだが、そのストーリーよりも、ハンディからくる二人のドタバタぶりがおかしい。ほとんどファレリー兄弟映画のノリなのだ・・。ちなみに、監督はアーサー・ヒラー。 なお、プライヤーは1985年ごろから多発性硬化症を患い、それ以降 |
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It's Always Fair Weather [VHS] [Import] 価格: 1,883円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 今年のカンヌ映画祭で、写真展が行なわれたシド様。 彼女のジャズなソロダンスが見られる作品です。 一見、大した踊りではないように見えますが、それは、彼女が あまりに軽々と踊っているためです。 ジーン・ケリーの伝記によると、シド様は、バレエバレエの人だったので、ジャズは苦手だったようですが、そんなところは一つも見せません。 適格なテクニックで、あんなに高いヒールを履いて、後ろが重いはずのスカート姿で、軽やかにターンしています。 |
Sherlock Holmes: The Complete Stories With Illustrations from the Strand Magazine 価格: 942円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 文庫本1冊の値段で、シャーロック・ホームズの全作品が読めてしまうという、超お買い得の1冊。 しかも、ストランド・マガジン掲載当時のさし絵も、すべて収録。 さし絵の品質は、全体的に光文社文庫のものよりはキレイですが、デジタル画像のジャギー(輪郭のギザギザ)が目につくものもあります。 本のサイズは、枕にできそうな大きさと厚味があるため、持ち歩きには不便ですが、そのぶん活字が大きく行間にも余裕があり、ペーパーバックの中では読みやすい方といえます。 製本や印刷もしっかりしており、シックな装丁にも好感が持てます。 ただし、本文以 |
Barron's 504 Absolutely Essential Words 価格: 1,250円 レビュー評価:4.5 レビュー数:5 この念入りに選択されたボキャブラリー集は、英語を第2の言語とする学生や大人が知るべき必要不可欠な単語と正確な用法を集めたものだ。42の短いが効果的な言葉遣いのレッスンが掲載されている。どのレッスンにも12の新しい言葉が登場し、例題の文章や短い記事がついている。穴埋め問題は、言葉遣いの進歩を学生たちが判断できる手助けとなる。 〜「単語王2202」の著者の中澤先生が、講習会のときに絶賛していたので買いました。1日12語で週に6レッスンあり、7日目は復習テストになっているので使いやすいです。入試まで日数がないので1日2レッスンやっていますが、それでも、すでに一通り「単語王2202」をマスターしている |
The Arrival 価格: 1,924円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 日本とアメリカの高評価のアマゾンレビューを参考に購入しました。 レビューを十分に読んでいなくて、絵本だとは知りませんでしたが、買ってよかったと思います。 1ページに12コマの画が並んでいます。画は場面によって半ページ分だったり、1ページ分だったり、2ページ分だったりします。移民の物語で、舞台はファンタジー。見た事のない生き物や食べ物、街などが登場します。コマを次から次へと見て行くうちに物語の展開の面白さ、魅力に引き込まれました。他の方のレビューにもありますが、本の装丁が古い本のようで味があります。本棚の見えやすい所に置いて、暇があれば手に取って繰り返し眺めたい絵本です |
ブラックホールを見つけた男 価格: 2,625円 レビュー評価:4.0 レビュー数:6 チャンドラセカールと同時代の物理学者、天文学者が多数登場。彼らの性格まで描かれていて大変興味深い。科学理論の解説書ではなく、研究者たちの人間関係の物語である。だから宇宙に興味のない人でもおもしろく読めると思う。 ひとつ気になったのは、超高密度の白色矮星を「岩のように硬い」、と繰り返し表現していること。白色矮星は岩の何万倍も高密度なのだから、この表現は不適。著者がこう書いているのなら、訳者が変更すべきだった。岩の比喩など使わず単に「超高密度」でいいのではないか。恒星間の距離を常にキロメーターで表すのも不適。日本人には「光年」のほうがよい。 |
シャーロック・ホームズの冒険―新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫) 価格: 880円 レビュー評価:4.5 レビュー数:9 言わずと知れた シャーロック・ホームズシリーズの 第1短編集です。 第1編「ボヘミアの醜聞」の ストランド誌初出が1891年と、 120年ほど前の作品ですが、 新訳はほどよく現代風になっていて、 とても読みやすいです。 19世紀末のロンドンの様子が ホームズとワトスンの名コンビのやりとりを通じて、 ありありと浮かんできます。 収録作の中では、 やはり「赤毛組合」と「まだらの紐」が傑出した出来ばえで、 トリックが分かっていても、楽しく読むこ |